シンスプリントとは、すねの内側にある脛骨という骨の周辺に炎症が起こるスポーツ障害です。特に陸上競技、バスケットボール、サッカー、ダンスなど走る・跳ぶ動作が多い競技に取り組む方に多く見られます。

疲労の蓄積やフォーム不良により、筋肉が骨膜を繰り返し引っ張ることで炎症が発生し、痛みを引き起こします。

シンスプリントの原因は複合的ですが、主に以下のようなものが挙げられます。

・運動のしすぎ（オーバーユース） 急激なトレーニング量の増加や、休息不足が原因です。

・硬い地面での練習や不適切な靴
衝撃がすねに直接伝わりやすくなります。

・足首の柔軟性不足や扁平足
足の構造が崩れることで、下腿に過度な負担がかかります。

・フォームの乱れや姿勢の悪さ
骨格のゆがみが負担を増幅させ、痛みに繋がります。

これらの要素が重なることで、炎症が慢性化しやすくなります。

「そのうち治るだろう」と軽視してしまうと、疲労骨折へと進行する可能性があります。また、痛みをかばうことで姿勢や歩き方が乱れ、別の部位（膝・股関節・腰）への負担が増えることもあります。

一度悪化してしまうと、スポーツ復帰までに長期間を要することもありますので、早期の対処が非常に重要です。

にい整骨院マルナカ佐古店では、シンスプリントに対して、症状の改善と再発予防を両立する施術を行っています。

● 原因の徹底追及と評価
どの動作や部位に負担がかかっているのかを丁寧にチェックし、根本的な要因を見極めます。

● 筋肉・関節のバランス調整
足首やふくらはぎの緊張をゆるめ、骨格全体のバランスを整えることで負担のかかりにくい身体へ導きます。

● 炎症のケアと痛みの緩和
電気療法や手技により、炎症を抑えて痛みを和らげる施術を行います。

● 姿勢・フォームの指導
正しい動きができるように、フォームや靴の選び方、練習内容の見直しもアドバイスいたします。